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志水辰夫志水辰夫 (著書名)いまひとたびの (著作者)志水辰夫(コメント)ドライブに連れていって。赤いスポーツカーで―。夫を失った事故ののち、車椅子の生活を送ってきた叔母は若い娘のようにそう言った。やがてわたしは、彼女が秘めていた思いに気づく(表題作)。大切な人と共にした特別な一日。その風景は死を意識したとき、さらに輝きを増してゆく。人生の光芒を切ないほど鮮やかに描きあげ、絶賛を浴びた傑作短編集に、新たに「今日の別れ」を加えた完全版。「本の雑誌」年間第1位(94年)。待望の復刊!
志水辰夫志水辰夫 (著書名)疾れ、新蔵(著作者)志水辰夫(コメント)越後岩船藩の江戸中屋敷に新蔵は疾る。十歳の志保姫を国許に連れ戻すために。街道筋には見張りがいる。巡礼の親子に扮し、旅が始まった。逃走劇の根底には江戸表と国許の確執があった。間道を選んで進む道中に追っ手は翻弄される。ところが新たな追っ手が行手を阻み、山火事が迫る中、強敵との死闘が待つ。姫を連れて戻れるのか?冒険小説の旗手シミタツならではの痛快時代エンタメ長篇!
志水辰夫志水辰夫 (著書名)滅びし者へ(著作者)志水辰夫(コメント)陶芸家・長倉英臣の父の一周忌で、石黒義彦は英臣の娘・智子と再会する。彼女との結婚を拒絶された無念さが、義彦の陶芸への必死の修業を支えたのだった。その法要の席で知り合った滋野弥生は、彼の出自について、何か知っている様子である。そして、さまざまな不可思議な事件に襲われる義彦は、自己の五感が異常に発達していることに気づいた…血の秘密から歴史の闇へと誘う、雄渾で華麗な物語世界。
志水辰夫志水辰夫 (著書名)生きいそぎ(著作者)志水辰夫(コメント)定年を迎えたり、親しい友人が亡くなったり、親やきょうだいの法事に集まったりするとき、ふと胸をよぎるのは、幼かった頃のことや、最も輝いていた時期のことだ。人は皆、戻るべき故郷があるというけれど、戻ればそこは、変わり果て居場所さえもままならない。でもまた生きてゆかなければならない。老いに向かう人生の「秋」を叙情豊かに描く短編小説集。