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尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)金色夜叉(著作者)尾崎紅葉(コメント) 宮の美貌は、経済的な理由で男性の従属物であった明治期の女性の男性へ対抗する唯一の支柱であり武器であった。たとえ学士という当時のエリートで、将来は保証されたにせよ、経済的に不安定な貫一より、銀行家という財閥へ宮の心は移ったが、心中貫一を思う心はなお残っていた。それが富山の冷酷さにあってなおさら貫一へひかれている。それを貫一は許そうとしない。読者は宮の運命に次第に同情し、また貫一の行動、心理の変化に強く関心を持ったのである。
尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)三人妻(著作者)尾崎紅葉(コメント)豪商・葛城余五郎は三人の愛妾を手に入れる。金力、豪胆な遊里生活、その死にいたる物語で、お才、紅梅、お艶の三妾が本妻・麻子をも交え、三様の運命をたどる。新聞の雑報から構想し、浮世絵の如く華やかに、言葉巧みに描ききった。初期を代表する傑作小説。
尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)尾崎紅葉の「金色夜叉」(著作者)尾崎紅葉(コメント)許嫁・宮に裏切られた貫一は、金本位の世の中へ復讐を誓い、冷徹な高利貸“金色夜叉”となる。「今月今夜のこの月を…」の名文句で有名な熱海の別れや、貫一をめぐる女たちの壮絶な修羅場など、尾崎紅葉晩年の渾身作から名場面を凝縮。貫一・宮の恋の顛末、個性的な登場人物たち、偽続編の存在など、近代文学研究の第一人者による詳細な解説とコラムで名作の新たな魅力に迫る。平易な現代語訳で、難解な原作を手軽に1冊で味わえる。
尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)金色夜叉(著作者)尾崎紅葉(コメント)金の誘惑にひかれた婚約者鴫沢宮に裏切られた一高生間貫一は、学業を止め、金力の鬼、金色夜叉となって社会に報復しようとする。しかし、心は充たされない…。最晩年の尾崎紅葉(一八六八‐一九〇三)が心血を注いだ、渾身の大作。
尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)二人比丘尼色懺悔(著作者)尾崎紅葉(コメント)硯友社の総帥紅葉(1867‐1903)の出世作で「この小説は涙を主眼とす」と宣言して世に問うたもの.ある草庵に出逢った2人の尼が,過去の懺悔として語る悲しい話.しかも2人の尼は偶然に同じ若い武士を慕っていた.愛ゆえに世を捨てた若い女性の,純なる情緒と,浪漫的詩趣に富んだ表現とで,「政治小説」に食傷していた時代の喝采を博した.解説=塩田良平
尾崎紅葉尾崎紅葉 (著書名)尾崎紅葉集(著作者)尾崎紅葉(コメント)人の世の酸いも甘いも自在に描き、明治の世を風靡した文豪の傑作、六編。