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【第161回 直木賞受賞作】【第161回 直木賞受賞作】 (著書名)妹背山婦女庭訓(著作者)おー大島 真寿美(コメント)浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いた比類なき名作。虚実の渦を作り出したもう一人の近松がいた。
(著書名)ピエタ (著作者)おー大島 真寿美(コメント)18世紀ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で、“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が届く―史実を基に、女性たちの交流と絆を瑞々しく描いた傑作。2012年本屋大賞第3位
(著書名)宙の家(著作者)おー大島 真寿美(コメント)女子高に通う雛子の家は、マンションの11階にある4LDK。どうにかこうにか宙空を、地球と一緒にぐるぐる回っている。暇さえあれば寝てしまう雛子、歳の割にしっかりした小学生の弟・真人、時々ヒステリックな母の圭以子。同居する祖母の萩乃が「運針の病」にかかってしまったことで、ぎりぎり保たれていた均衡がゆらぎ出した…。不安定な心のうつろいと喪失に、まっすぐにむきあう姉弟の物語。
(著書名)ツタよ、ツタ(著作者)おー大島 真寿美(コメント)明治の後期に、沖縄の士族の家に生まれたツタ。父を早くに亡くし暮らしは貧しかったが、千紗子という新しい名前で身の裡を言葉に表すという、自分を解放する術を得る。教員生活、異国での結婚、愛する我が子との別れ、思いがけない恋愛…。さまざまな経験を経たツタは、やがて「作家として立つ」と誓った。昭和七年、婦人雑誌に投稿した短編小説が評価され掲載されるが、同郷の人々からの思わぬ激しい抗議に遭い―。沖縄史、女性史の片隅に眠る「幻の女流作家」の生涯に、直木賞作家が光を当てる傑作。
(著書名)空に牡丹(著作者)おー大島 真寿美(コメント)私のご先祖様・静助は、江戸から遠くない村で大地主の次男坊として生まれた。静助が幼少の頃、世が一変する明治維新を迎えたが、何不自由のない暮らしを送っていた。ある日、静助は両国の隅田川で打ち上げ花火を見物し、一目で心奪われる。より鮮やかな花火を上げるため、花火屋達は競い合っているという。村に戻ってからも花火への情熱が消えない静助は、潤沢な資金を元に職人を雇い、花火作りに夢中になるが、富国強兵へ向かう時の流れが、静助一族を飲み込んでいく―。一族誰もが語り継ぐ、花火に生きたご先祖様に思いを馳せるファミリーヒストリー
(著書名)本をめぐる物語 栞は夢をみる (著作者)おー大島 真寿美(コメント)地図にない本屋と聞いて、カノさんの本屋だと思った。ときどきしか行けない、その日しか存在しない本屋を作りたいと言っていたのだ。ショップカードの番地は「1‐7‐水曜日」、間違いない(「水曜日になれば(よくある話)」)。ほか、沖縄の古書店で自分と同姓同名の記述を見つけた女性、宇宙船に一冊だけ残された貴重な地球の紙の本を持つ少年などを描く、人気作家たちが紡ぐ様々な「本をめぐる物語」。本から広がる不思議な世界8編。
(著書名)ふじこさん(著作者)おー大島 真寿美(コメント)離婚寸前の両親の間で自分がモノのように取り合いされることにうんざりしている小学生のリサ。別居中の父が住むマンションの最上階から下をのぞき、子供の自殺について考えをめぐらせることがもっぱらの趣味。ある日きまぐれに父の部屋を訪れると見覚えのない若い女の人が出迎えてくれて…。ほか二編。
(著書名)三月のライオン(著作者)おー大島 真寿美(コメント)
(著書名)香港の甘い豆腐(著作者)おー大島 真寿美(コメント)「どうせ父親も知らない私ですから」十七歳の彩美は、うまくいかないことをすべて父親のせいだと思っていた。夢がないのも自信がないのも。退屈な夏休み。突然、彩美は母親からパスポートとエアチケットを渡される。どうやら父親はいま香港にいるらしい。会いたいと望んだことなんて一度もなかったのに。ガッツよ、ガッツ。初めて知る出生の秘密に、へこたれそうになる自分を鼓舞し、彩美は空港へ降り立った―。熱気に溢れる香港の町。力強い響きの広東語。活気に満ちた人々と出会い、少女がたおやかに成長を遂げる青春の物語。