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平林たい子平林たい子 (著書名)林芙美子・宮本百合子(著作者)平林たい子(コメント)ともに明治生まれ、大正昭和の激動を生き、「その並び立つ姿は文壇空前の壮観」(広津和郎)と言われた三女流。平林たい子が著した本書は、同時代を生きた好敵手二人の「文学」と「人生」を遠慮会釈なく、だが底に熱い人間的共感をこめて描き、評伝文学として無類の面白さをもつ。情熱の人・芙美子、知性の人・百合子、評するは稀代のリアリストたい子―三者三様の強烈な個性が躍如とする一冊。
平林たい子平林たい子 (著書名)平林たい子毒婦小説集(著作者)平林たい子(コメント)不治の病いに苦しむ夫の薬代のため殺人を犯す高橋お伝、愛しい男を追い、罪人となって流刑地に赴く妲妃のお百、男の裏切りに死で報いた新橋芸者、花井お梅―。江都を賑せ伝説となった稀代の悪女・毒婦たちを、プロレタリア作家として壮絶な境涯を追いつづけた著者が視点をかえ、純粋な愛をつらぬき時代に翻弄された悲劇の主人公として、その生と性を描ききった意欲作三篇。
平林たい子平林たい子 (著書名)こういう女・施療室にて(著作者)平林たい子(コメント)日本の敗戦を機に再びペンを執る自由を与えられた平林たい子が、留置所での凄絶な闘病生活の有様を、マグマが噴出するような勢いで書きつけた「こういう女」(第1回女流文学者賞受賞)「一人ゆく」「私は生きる」、プロレタリア作家としての地位を確立した初期代表作「施療室にて」の他、「うた日記」「野の歌」「鬼子母神」「人生実験」「人の命」を収録した。