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有馬頼義有馬頼義 (著書名)遺書配達人―戦友の最期を託された一兵士の巡礼(著作者)有馬頼義(コメント)日本の敗戦による飢餓とインフレ時代に遺書を託して戦場に消えた戦友の最期を配達する一兵士の見た戦争のつめあと。西山民次の中に燃えつづけた怒りの炎は生前の有馬のなかにも燃えていた。その怒りに促されて書きつづけた有馬の兵隊小説について多くの文芸評論家は「戦争体験の風化に抵抗する作品」と評した。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)生存者の沈黙 悲劇の緑十字船 阿波丸の遭難(著作者)有馬頼義(コメント)米潜水艦によって救助された、唯一人の生存者はなぜ沈黙するのか。一瞬にして二千余名の非戦闘員とともに撃沈された緑十字船「阿波丸」の悲劇の真相を追い、遺された者たちの“怒り”を活写する。終戦直後、アメリカに対する日本政府の優柔な姿勢と圧倒的な占領軍政策の下で戦時下に発生した事件の顛末を追及するミステリー。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)赤い天使―白衣を血に染めた野戦看護婦たちの深淵(著作者)有馬頼義(コメント)恐怖と苦痛と使命感―。戦野に立つ若き女性が見た兵士たちの過酷な運命。若尾文子主演で映画化された、戦場での愛と性を描いた問題作。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)兵隊やくざ―貴三郎一代(著作者)有馬頼義(コメント)勝新太郎主演で話題を呼んだ痛快な兵隊物語―ビンタも、階級も、軍律も通じない一等兵・大宮貴三郎が、満州の荒野にくりひろげるユニークで、無頼の軍隊生活。戦争にゆがめられながらも、なお人間性を失わない人々の姿を活写する。三年有余にわたる直木賞作家みずからの軍隊体験に裏打ちされた感動の代表作。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)二・二六暗殺の目撃者 (著作者)有馬頼義(コメント)昭和十一年二月二十六日未明、一面の雪につつまれた帝都は、陸軍青年将校らのクーデターに震撼した!事件の犠牲となった内大臣斎藤実の縁戚に当たる著者は、内大臣私邸の向かいの屋敷の窓から、斎藤邸襲撃の模様を目撃した。それから三十年余をへて、すでに直木賞作家となっていた著者は、関係者の証言や資料を基にたんねんに取材を重ね、本書をまとめた。日本を敗戦へと巻き込む最大の転機となったこの事件は、革命だったのか、それとも単なる殺人に過ぎなかったのか。事件を直接見聞した著者による傑作ドキュメントが、いま装いも新たによみがえる。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (著作者)有馬頼義(コメント)日本推理作家協会賞受賞作全集は、今まで受賞された受賞作全作品を網羅することを目的として編集されている。年度賞ということもあり、可能な限り受賞順の刊行を旨とし、テーマ・時代の雰囲気・トリックが読みとれるよう努めている。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)続・兵隊やくざ―続・貴三郎一代(著作者)有馬頼義(コメント)勝新太郎主演で話題を呼んだ痛快な兵隊映画の原作―軍律や階級や組織さえも怖れず、ケタ外れの行動力をもつ大宮とインテリやくざの上等兵の名コンビが、大戦末期の中国大陸を舞台にくりひろげる奇想天外のドラマ。軍隊を脱走した二人と彼らを追う憲兵伍長との対決を軸に生々しい迫力で時代を描く感動の物語。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)猫 (著作者)有馬頼義(コメント)猫と暮らし、猫を愛した作家たちが、思い思いに綴った珠玉の短篇集。半世紀前に編まれたその本が、クラフト・エヴィング商會のもとで、新章“忘れもの、探しもの”を加えて装いも新たに生まれかわりました。ゆったり流れる時間のなかで、人と動物の悲喜こもごものふれあいが浮かび上がる、贅沢な一冊。
有馬頼義有馬頼義 (著書名)黒いペナント(著作者)有馬頼義(コメント)いま再び興奮が甦る野球サスペンス。日本シリーズに八百長試合を仕掛ける二人の男と野球賭博にのめり込んでいく人々。
有馬頼義 (著書名)隣りの不安、目前の恐怖-日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(3)(著作者)有馬頼義(コメント)隣家の人妻に思いを抱く少年が、明け方に隣りの裏庭で繰り広げられる奇妙な光景を目にすることになる(「空家の少年」)。事故で夫を喪った隣家の未亡人が、夫がかわいがっていた愛犬をいじめるようになり、やがて事件へと発展していく(「その犬の名はリリー」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、傍らに潜む不安や恐怖を取り扱った珠玉作短編集シリーズ第三弾。